「シンダイシンポ2025」を開催
12月6日(土)に、7回目となる「シンダイシンポ2025」を開催しました。会場参加+YouTube配信のハイブリッド形式で開催し、企業関係者、自治体関係者、本学教職員、卒業生など約200名の方にご参加いただきました。
神戸大学のビジョン発信、盛山 正仁氏の講演、統合報告書2025の紹介
藤澤正人学長より、「ひとりひとりが輝き、世界に誇れる神戸大学を目指して」と題し、本学の目指すビジョン、最新の取組、大学院教育改革、若手研究者育成支援制度などについて説明がありました。
続いて、盛山正仁氏(元文部科学大臣)より、博士人材の活躍に向けて、今後大学に期待することについてご講演いただきました。社会が一層高度化?複雑化する中で、大学院教育において博士人材が必要な力を身につけられるようにするとともに、博士学位の価値を共有し、国内外の多様な場で活躍できる環境を整備することで博士人材の増加を後押しすることの重要性についてお話しいただきました。


次に、未来創造プロジェクトのメンバーが、本プロジェクトの概要と神戸大学統合報告書2025の内容を紹介しました。

神戸大学の取組紹介
玉置久理事?副学長より、「大学院教育改革 未来社会を開拓する卓越人材育成のための異分野共創教育拠点-人の循環と知の集積-」と題し、本学の大学院改革のビジョンについて紹介がありました。

パネルディスカッション
パネリスト5名(藤澤正人学長、盛山正仁氏、阿萬野晋氏(富士通株式会社 Employee Success 本部長)、乳原励氏(神戸大学 工学研究科 機械工学専攻 博士課程修了生)、東若菜農学研究科准教授)及びファシリテーターの玉置久理事?副学長による「神戸大と産?官?民の共創~異分野共創による博士人材?若手研究者の育成~」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。多様なフィールドで活躍する立場の異なるパネリストが、それぞれの視点から博士人材?若手研究者の育成に向けて担うべき役割や相互に期待すること、博士人材が一層活躍できる環境の構築について意見を交わしました。

神戸大学未来創造プロジェクトについて
神戸大学のブランディング強化や外部資金獲得のための戦略的情報発信など、本学の目指す未来を創造する活動をしており、今年で通算7年目を迎えるプロジェクトです。
本学のビジョンを発信してステークホルダーとの対話を図るため「統合報告書」作成と「シンダイシンポ」開催の2つを軸として、教員、事務職員、役職の壁を越えたチームで活動しています。