経済と建築からみたまちづくりと価値:誰のためのまちづくりか

経済と建築からみたまちづくりと価値:誰のためのまちづくりか

VS Booklet 4

私たちの暮らす「まち」と「まちづくり」を価値という観点から考える

  • 著者
  • 内田浩史 (編)、根本忠宣、槻橋修 (著)
  • 出版年月
  • 2025年06月
  • ISBN
  • 9784909364364

まち(街)の価値は、住む人一人ひとりの思いや、経験に根ざした主観的な意味づけに大きく左右される。経済学者は、まちの価値を構成要素に分解して可視化しようとするが、可視化できないところにこそまちの価値が存在するとも言える。建築学者は、その場所での体験や記憶を手がかりに、人と場所との関係性としてまちの価値をとらえる。こうした多様な視点を交差させ、それに基づくさまざまな実践事例を紹介することで、価値という観点からまちづくりを見つめなおす。 


目次

  • 第1章 街の価値を決める要素とは 根本忠宣
  • 第2章 プレイスメイキングと建築 槻橋修
  • 第3章 ディスカッション
  • 第4章 まちづくりの実践例にみる課題 根本忠宣
  • 第5章 登壇者ディスカッション
  • 第6章 全体ディスカッション